過去のAMD製デスクトップ用CPUを仕様・スペックで比較

AMD製デスクトップ向け「Vishera」Piledriverコア以前のCPUスペック比較表

開発コードネーム「Vishera」Piledriverコア

「Vishera」FX 9×××、83××、63××、43××シリーズラインナップと比較表

製造
プロセス
プロセッサ
ナンバ
コア/モジュール CPU動作周波数 GPU L2キャッシュ L3キャッシュ TDP ソケット
定格 Max Turbo
22nm FX-9590 8/4 4.7GHz 5GHz なし 8MB 8MB 220W AM3+
FX-9370 4.4GHz 4.7GHz 220W
FX-8370E 3.3Ghz 4.3GHz 95W
FX-8370 4GHz 4.3GHz 125W
FX-8350 4GHz 4.2GHz 125W
FX-8320 3.5GHz 4GHz 125W
FX-8300 3.3GHz 4.2GHz 95W
FX-6350 6/3 3.9GHz 4.2GHz 125W
FX-6300 3.5GHz 4.1GHz 95W
FX-4350 4/2 4.2GHz 4.3GHz 4MB 4MB 125W
FX-4300 3.8GHz 4GHz 95W

AMD-FXシリーズ  コードネームZambeziの性能比較

AMDの高性能CPUモデル FXシリーズはAM3の後継のAM3+ソケットを採用した、両ソケットは互換性があるがAM3+ソケットを採用したCPUはAM3+ソケットのマザーボードを使用してほしい、なぜなら互換性はあるものの、旧型AM3ソケットではAM3+CPUの性能を発揮できないからです。

AMD-A 5000シリーズの機能
モデルナンバー クロック ターボ時 コア数 内蔵GPU キャッシュ TDP 製造
プロセス
ソケット
FX 8150 3.6GHz 3.9GHz 8 なし 8MB 125W 32nm AM3+
FX 8120 3.1GHz 4.0GHz
FX 8100 3.1GHz 3.7GHz 95W
FX 6200 3.8GHz 4.1GHz 6 125W
FX 6100 3.3GHz 3.9GHz 95W
FX 4170 4.2GHz 4.3GHz 4 125W
FX 4130 3.8GHz 3.9GHz 4MB 125W
FX 4100 3.6GHz 3.8GHz 8MB 95W

AMD-A 5000シリーズ の性能比較

AMD-A 5000シリーズの機能
モデルナンバー クロック ターボ時 コア数 内蔵GPU キャッシュ TDP 製造
プロセス
ソケット
A10-5800k 3.9GHz 4.2GHz 4 HD7660D 4MB 100W 32nm FM2
A10-5700 3.4GHz 4.0GHz 4MB 65W
A8-5600K 3.6GHz 3.9GHz HD7560D 4MB 100W
A8-5500 3.2GHz 3.7GHz 4MB 65W
A6-5400 3.6GHz 3.8GHz 2 HD7540D 1MB 65W
A4-5300 3.4GHz 3.6GHz HD7480D 4MB 65W

AMD-A 3000シリーズ の性能比較

AMD-A 5000シリーズの機能
モデルナンバー クロック ターボ時 コア数 内蔵GPU キャッシュ TDP 製造
プロセス
ソケット
A8-3870k 3.0GHz ターボなし 4 HD6550D 4MB 100W 32nm FM1
A8-3850 2.9 100W
A8-3800 2.7 65W
A6-3670k HD6530D 100W
A6-3650 2.6 65W
A6-3600 100W
A6-3500 2.1 3MB 65W
A4-3400 2.9 2 HD6410D 1MB 65W
A4-3300 2.6 2 65W

Phenom II X6の性能比較

Phenom II X6シリーズの機能
モデルナンバー クロック ターボ時 コア数 Hyper
Transport
バス
キャッシュ TDP 製造
プロセス
仮想化 ソケット
Phenom II X6 1090T 3.2GHz 3.6GHz 6 2.0GHz 512KB×6、6MB共有L3 140W 45nm AM3
Phenom II X6 1075T 3.0GHz 3.5GHz 125W
Phenom II X6 1055T 2.8GHz 3.3GHz 95W

Phenom II X4の特徴

インテルのCore 2 Duo登場以来、影が薄くなったAMD製のCPU。

「Core i7」シリーズの登場で更にその傾向は強くなった。
しかしAMD PhenomⅡ X4 955や965コストパフォーマンスは良く
一般的なオフィスソフトやゲーム用途なら同じクロックの「Core i7」シリーズと同等の性能だ。

しかしCGや動画のエンコードは「Core i7」シリーズに軍配が上がる 。

Phenom II X4シリーズの機能
モデルナンバー クロック コア数 Hyper
Transport
バス
キャッシュ TDP 製造
プロセス
仮想化 ソケット
Phenom II X4 965 Black Edition(140W) 3.4GHz 4 2.0GHz 512KB×4、6MB共有L3 140W 45nm AM3
Phenom II X4 955 Black Edition 3.2GHz 2.0GHz 512KB×4、6MB共有L3 125W AM3
Phenom II X4 945(95W) 3.0GHz 2.0GHz 512KB×4、6MB共有L3 95W AM3
Phenom II X4 940 Black Edition 3.0GHz 1.8GHz 512KB×4、6MB共有L3 125W AM2+
Phenom II X4 920 2.8GHz 1.8GHz 512KB×4、6MB共有L3 125W AM2+
Phenom II X4 810(95W) 2.6GHz 2.0GHz 512KB×4、4MB共有L3 95W AM3
Phenom II X4 810 2.6GHz 1.8GHz 512KB×4、4MB共有L3 95W AM3
Phenom II X4 905e(65W) 2.5GHz 2.0GHz 512KB×4、6MB共有L3 65W AM3

Phenomの特徴

  • デスクトップ向けのAM2+パッケージにした製品。
  • プロセスルールは65nm。
  • 1つのダイに4基のCPUコアを内蔵し、各コアが独立した512KBのL2キャッシュを搭載。
  • 全てのコアが共有できるL3キャッシュを2MB搭載。
  • HyperTransport 2.0から3.0に。
  • メモリも新たにDDR2-1066に対応。
  • このほか、FPU演算パスの128bit化、分岐予測の改善などの機能強化を図っており、同クラスのデュアルコアプロセッサに対し3割以上の性能向上。
  • 電力周りも改善され、各コアを負荷に応じて異なるクロックで動作させる「Independent Dynamic Core技術」、CPUコアとメモリコントローラの電圧を個別に制御する「Dual Dynamic Power Management」、プロセッサ内の未使用部分を動的にON/OFFする「CoolCore技術」、複数箇所での温度監視などを盛り込んだ。
Phenomシリーズの機能
モデルナンバー クロック コア数 Hyper
Transport
バス
L2 TDP 製造
プロセス
64bit NX bit Cool’n
‘Quiet
仮想化 ソケット
Phenom 9600 2.3GHz 4 3.6GHz 512KB×4、2MB共有L3 95W 65nm AM2+
AM2
Phenom 9500 2.2GHz

Athlon 64の特徴

消費電力、発熱がPentiumより小さいのが特徴。 64ビット対応で現在AMDの主流となるCPUです。静音パソコンとしても人気があります。

Athlon 64はIntelのCPUと異なっている点が多く、Athlon 64を理解するにはCPUの内部について少し理解する必要があります。

  • まず初めにCPUとチップセットの間を繋いでいるのはFSBではなく、HyperTransportだと言う事。
    ちなみにSocket939プラットフォームのHyperTransportは最大帯域は8GB/secで
    IntelのFSB1066(8.5GB/sec)やデュアルチャネルDDR2-533(8.5GB/sec)に匹敵します。
  • また、Intelではマザーボード上にあるクロックジェネレータ(クロックを決めるチップ)をAthlon 64はCPU内部に持ち、このクロックジェネレータはベースクロックを入力し各種クロックを生成している。
    例:ソケット939で定格2.0GHzのAthlon 64 3200+の場合
    ベースクロック200MHz×10倍((CPUの内部倍率)=2.0GHzとなる。
    この200MHzは、Intelで言うFSBではなく、Athlon 64 3200+の定格ベースクロックでBIOSで変更可能だ、
    このベースクロックを上げる事が俗に言うオーバークロックである。
  • メモリーに関しても、メモリーコントローラがCPU内部に内蔵され、以前はチップセットと繋がっていたメモリがCPUと直結し、CPUとメモリの間にチップセットを挟まないぶんメモリのスピードアップが可能になった。
  • メモリクロックについては、“CPUクロック”の整数分の1となり、インテルとは異なるので注意してほしい。

例えば2000MHzのCPUで、DDR400で設定の場合2000÷10=200MHz
DDR333で設定の場合2000÷12≒167MHzとなります。

CPUクロック クロック倍率 DDR400の設定 DDR333の設定
メモリクロック CPUクロック比 メモリクロック CPUクロック比
2000MHz 10 200MHz 1:10 167MHz 1:12

デュアルコアAthlon 64 X2の特徴

Socket AM2に対応した低消費電力版Athlon 64/X2、Athlon 64/FX が登場し更にTDPが下がった。
また遂にDDR2メモリに対応する。 メモリーコントローラがCPU内部に内蔵されメモリ性能が良い CPUだけに非常に期待が高まる!ベンチマーク結果などが解り次第お伝えする。

下記モデルナンバー仕様比較表で確認して頂ければ解るが、TDPが89Wと65Wと35Wの3種類ある。
このTDPの違いが性能に関係するのか、今後わかり次第お伝えする。

今まで不得意分野だったエンコード処理もデュアルコアの威力が発揮され、インテルCPUと同等、もしくはそれ以上の性能を発揮する。

PentiumDと同様に複数のアプリケーションを同時に処理する場合や、マルチスレッド対応のアプリケージョンであれば効果は大きい。

Athlon 64 FXの特徴

Athlon 64 FXはAMDが提供する最高性能のコンシューマ向けモデルで、3Dゲーム用マシンとしても人気だ!

Athlon 64FX以外ではCPUの内部倍率が変更出来ない、その為ベースクロックを上昇させると共にCPUクロックも上昇する。

内部倍率変更可能なAthlon 64FXはベースクロックだけを上昇させ内部倍率は逆に下げるなどオーバークロックの設定が多様に出来るのでオーバークロッカーに人気があるCPUである。

AMDモデルナンバー仕様比較表

Athlon 64シリーズの機能
モデルナンバー クロック コア数 Hyper
Transport
バス
L2 TDP 製造
プロセス
64bit NX bit Cool’n
‘Quiet
仮想化 対応メモリ ソケット
FX-74 3GHz デュアルコア×2 1GHz 1MB×2 125W 90nm DDR2
800
667
533
400
F(1207 FX)
FX-72 2.8GHz
FX-70 2.6GHz
FX-62 2.80GHz 2 1GHz 1MB×2 90nm DDR2
800
667
533
400
AM2
X2 6400+ 3.2GHz 125W
X2 6000+ 3GHz
X2 5600+ 2.80GHz 89W
X2 5400+ 2.80GHz 512KB×2
X2 5200+ 2.60GHz 1MB×2
X2 5000+ 2.60GHz 512KB×2
X2 4800+ 2.40GHz 1MB×2
X2 4600+ 2.40GHz 512KB×2
X2 4400+ 2.20GHz 1MB×2
X2 4200+ 2.20GHz 512KB×2
X2 4000+ 2.00GHz 1MB×2
X2 3800+ 2.00GHz 512KB×2
X2 4800+ 2.40GHz 1MB×2 65W
X2 4600+ 2.40GHz 512KB×2
X2 4400+ 2.20GHz 1MB×2
X2 4200+ 2.20GHz 512KB×2
X2 4000+ 2.00GHz 1MB×2
X2 3800+ 2.00GHz 512KB×2
X2 3800+ 2.00GHz 512KB×2 35W
モデルナンバー クロック コア数 Hyper
Transport
バス
L2 TDP 製造
プロセス
64bit NX bit Cool’n
‘Quiet
仮想化 対応メモリ ソケット
FX-60 2.60GHz 2 1GHz 1MB×2 110W 90nm × DDR
400
939
FX-57 2.80GHz 1 1MB 104W
FX-55 2.60GHz 1MB
X2 4800+ 2.40GHz 2 1MB×2 110W
X2 4600+ 2.40GHz 512KB×2
X2 4400+ 2.20GHz 1MB×2
X2 4200+ 2.20GHz 512KB×2
X2 3800+ 2.00GHz
4000+ 2.40GHz 1 1MB 89W
3800+ 2.40GHz 512KB
3500+ 2.20GHz 512KB 67W
3200+ 2.00GHz 512KB
3000+ 1.80GHz 512KB