Ivy Bridge-Eの後継CPUとして、ハイエンドデスクトップ向けに投入されるHaswell-Eは、Intelのコンシューマ向けCPUとして初めて8つのCPUコアを備えた「Core i7-5960X Extreme Edition」(以下i7-5960X)を筆頭に、6コアCPUの「Core i7-5930K」と「Core i7-5820K」、計3つの製品が投入される。
インテルから発表・発売された開発コードネームHaswell-Eはハイエンドデスクトップ向けのCPUで
最上位モデルのCore i7-5960X Extreme Editionはインテルの一般向けでは初めての8コアCPUだ!

スペック比較表
Core i7-5960X | Core i7-5930K | Core i7-5820K | |
コア数 | 8 | 6 | 6 |
スレッド数 | 16 | 12 | 12 |
動作クロック(定格) | 3.0GHz | 3.5GHz | 3.3GHz |
動作クロック(ターボ時) | 3.5GHz | 3.7GHz | 3.6GHz |
TDP | 140W | ||
対応ソケット | LGA2011-v3 |
ベンチマーク結果だが【本日発売】ついに登場したDDR4対応CPU「Core i7-5960X Extreme Edition」レビュー
で詳しく掲載されてるので見て頂きたいのだが、概要を説明すると
下記3つの主要ハイエンドCPUを比較している
Core i7-5960X(Haswell-E)=8コア16スレッド/ 最大3.5GHz/ TDP 140W
Core i7-4930K(Ivy Bridge)=8コア16スレッド/ 最大3.9GHz/ TDP 130W
Core i7-4790K(Devil’s Canyon)=4コア8スレッド/ 最大4.4GHz/ TDP 88W
最新の拡張命令セットも利用するSandraのProcessor Multi-Mediaでは、Haswellアーキテクチャで新たにサポートしたAVX2を活用した8コア12スレッドのCore i7-5960Xが他を圧倒しているが
実アプリケーションに近いPCMarkのスコアではCore i7-4790K(Devil’s Canyon)が最も良い値を出している。
iCore i7-5960Xの8コア12スレッドは、マルチスレッド対応アプリケーションで使ってこそ真価を発揮するものであるということがわかった。
一般用途ではCore i7-4790K(Devil’s Canyon)の人気は変わりなさそうだが、
8コア12スレッドをフルに活用出来るマルチスレッド対応アプリケーションを使用するのであればCore i7-5960Xを選択する価値は十分にある。
コメントを残す